人間工学と筋骨格系
押し引きの評価
荷を持ち上げずに動かす作業のために、独立したモジュールを計画しています。車輪の付いた荷を動かし始めるのに必要な力、動かし続けるのに必要な力、そしてそれらの力を左右する床、勾配、距離、機器の状態を、1 つの記録に収めます。
このページは、台車、ハンドリフト、カゴ車、キャスター付き容器を使う作業を記録に残したい労働安全の実務者、物流や倉庫の管理者に向けて書いています。
このモジュールが計画している範囲
- 作業の識別何を、どの運搬具で、どこからどこへ、1 交替に何回押し引きするか。経路の長さ、勾配、床の仕上げ、曲がり角や段差の有無も同じ記録に収めます。
- 2 つの異なる力動かし始める力と、動かし続ける力は別の欄です。同じ作業でも、両者は大きく異なることがあります。計測器から読んだ値は、測った位置と向きとともに記録します。
- 機器そのもの運搬具の種類、取っ手の高さ、車輪の直径と状態、直近の保守の記録を作業の記録に結び付けます。同じ荷を同じ経路で運んでも、車輪が傷んだ台車では必要な力がまったく変わります。
- 様式の一式公的機関が公表している押し引きの評価様式をモジュールの中で記入できるようにすることも、計画に含まれます。HSE の押し引きのリスクアセスメント用具と、BAuA の主要指標法における押し引きの様式です。
- 改善と再測定床、車輪、経路、荷が変わったら同じ作業をもう一度測ります。2 つの測定は並んで残り、どの変更が力を下げたかを記録から読み取れます。
なぜキログラムではなく力を測るのか
この節では、このモジュールが記録に残す問いを説明します。
押し引きで作業者の身体に負担をかけるのは荷の重さではなく、それを動かすために手と運搬具のあいだに加える力です。200 キログラムのカゴ車も、平らな床で車輪が健全なら軽く転がります。ところが車輪が壊れていたり段差があったりすると、同じカゴ車が動かせなくなります。
ですから記録では、重さの隣に力を置き、力の隣にそれを生む条件を置きます。床、勾配、距離、曲がり角、握りの高さ、見通し、そして運搬具の状態です。
現場の文献では、許容できる押し引きの負荷を、その作業を無理なく行える人がどれだけの割合いるかを示す表や、観察に基づく採点の道具から読み取ります。このモジュールが計画しているのは、測定と、それを行ったときの条件を記録することです。
今すぐ使える手段
モジュールが出るまでのあいだ、この話題の枠組みはこのサイトの無料の資料から得られます。
このモジュールが扱わないこと
動力付き産業車両の運転、運転者の資格、その定期自主検査は、このページの主題ではありません。それらは設備と教育の側にあります。
床から荷を拾って置く動作は人力運搬の評価に、姿勢と反復は姿勢の評価に属します。このページは車輪の付いた荷を動かすことに限っています。
このページが述べていること、述べていないこと
今日使えるのはこの話題の枠組みです。手引きと解説のページはアカウントなしでお読みいただけます。